空飛ぶ絵本とガラスの靴
こんにちは、ひかりんです。
タイトルだけ見るとめちゃくちゃメルヒェン。
こちら、みんな大好きアンパンマンの映画タイトルになります。
オススメしたいので感想をつらつらと書いていこうかと。
くっそくだらない考察などもあります。
お暇を持て余しておりましたら、どうぞ。
※アンパンマンはそこまで見込んでいない、にわかの感想なので粗があっても見逃してあげてね!※
とりあえず、ネタバレをせず?に軽く説明すると
アンパンマン達がおとぎの国を救うために絵本の中に入る話です。
1996年公開!?ひえええ23年前だよ、この年に生まれた子どもさん酒飲めちゃうよ。
※ここから下はおそらくネタバレ含むので嫌な方は見てから読んでね☆
とある日、広場でシンデレラの人形劇が行われます。
いつものようにバイキンマンが出てきて
いつものように誰かがアンパンマンを呼んで
いつものようにアンパンマンにやっつけられるわけですが、
これはこのアニメの説明と言いますか。
劇場版コナンで言うところの「俺の名前は工藤新一、同級生で幼馴染の毛利蘭と(略)」
に当たる部分です。
まあそんな前説?を経て
カバオ君たちは先生に言われて図書館で本を読むことになります。
が、しかしカバオ君だちは本はつまらないからと外で遊び始めます。
そんな中、みんなのアイドル・メロンパンナちゃんは一人図書館へ入ります。
どの本を読もうか悩んでいると、棚の上の方に
存在を主張する本が。
脚立で頑張って取ろうとします。(お前飛べるだろう・・・)
無事に本を手に入れ、見てみるとそこにはシンデレラの文字。
人形劇の事を覚えていたのか、その本をジャムおじさんたちのところに持って帰ります。
バタコさんが読み聞かせをしてくれます。
どうやらシンデレラの物語の続きのお話のよう。
ここで食パンマン、「おとぎの国のお姫様かぁ~綺麗なんだろうなぁ!」と発言。
(余計なこと言うなよ、おまえ~~~~)
もちろん、彼女がこの発言を聞き逃すことなく、
どれ・・・バイキンマンにガラスの靴が欲しいとおねだりします。
さて、ほんの内容は
幸せに暮らし始めたシンデレラですが、魔法のガラスの靴が行方不明になり、
おとぎの国はめちゃくちゃになってしまったとのこと。(ガラスの靴すごくね?)
さて、おとぎの国はどうなってしまうのか・・・!
・・・・というところで本の次の頁が白紙。
えーーーーーーー!?納得いかないながらも
どうしようもないので部屋に持ちかえり本を眺めるメロンパンナちゃん。
うとうとしながら、「わたしがおとぎの国にいって救ってあげたい」と願います。
すると、本に描かれたフクロウが本から飛び出してきました。
寝ぼけながら部屋を見れば目がギョロリ。
そこでそのフクロウ「ホッピー」から本の中に入りおとぎの国を救ってほしいとお願いされます。
もちろん、彼らは承諾するわけですが、
救いたいと望んだメロンパンナちゃんではなく、まずアンパンマンが様子を見に行くことに。
(このお兄ちゃん感たまらんくない?たまらん)
おとぎの国を信じて本に飛び込み、嵐の中へ。
そして案の定、嵐の雷にマントを焼かれてアンパンマン落下。
落ちた先でキラキラ光る何を拾いますが再び落下。(大丈夫か正義の味方)
そのアンパンマンを救ったのが、ゲストキャラクターかぼちゃのカボちゃん。
声優さんは当時グラドルの方らしく、くっっっっそ下手くそですが、
アンパンマンの世界観と慣れでなんとか、なる、うん。
カボちゃん、助けてくれたけど、
「なんだぁ、王子様じゃないのかぁ」(王子様じゃないと思ったら助けんかったんか・・・)
そして先程アンパンマンが拾ったキラキラ光るもの、ガラスの靴を見つけ
アンパンマンに目もくれず奪い、「本物だぁ・・・!」(礼くらい言えw)
しかしそこはみんなのヒーロー・アンパンマン
「僕もそれを探していたんだ!」
(うわぁぁ~~~いいやつ~~~!)
「あんたは・・・?」
(めっちゃ怪しんでるやんwwwwそりゃそうか)
ホッピーの名前を出して信用して貰えた所で
伝家の宝刀、「僕の顔をお食べ」!!!
あっというまに懐柔。(やはり餌付けに勝るものはない)
実はこのカボちゃんが魔法で姿を変えられてしまったシンデレラ本人。
一緒にガラスの靴を探すことになりますが、
ここでバイキンマンが登場。
追いかけてきた食パンマンとカレーパンマン、ジャムおじさんたち(アンパンマン号ライド)によりアンパンマンの危機は免れますが、カボちゃんとガラスの靴を奪われてしまいます。
みんなで協力してカボちゃんを探すことに。(ここの気合を入れるホッピーが好きです)
一方そのころバイキンマン組。
カボちゃんを縛り上げ、奪ったガラスの靴を見て
うっとりのドキンちゃんですが、履けません。
うーーーん、作画格差・・・。
とにもかくにも一足ではどっちにしろ履けないので
もう一足を探すことに。
ここでドキンちゃんの妄想と共にホラーマンさん登場。
うん、シルエットは食パンマンと似てなくもない。
カボちゃんを脅し、まだ彼女も探していない場所、魔神ガラゴンのいる城へと向かいます。
玉座と思わしき場所に氷漬けにされたガラスの靴を発見。
しかし氷の壁の向こう側。
しかもその氷の壁の向こう側にでっけぇ氷の化け物。
こちらがガラゴンさん。うーーーーん、今見ても怖い。子供さんは大丈夫なんでしょうか。
ガラゴンさん、ガラスの靴を奪おうとするバイキンマンたちを攻撃します。
そこへアンパンマン達がチーズの鼻を頼りにカボちゃん救出にやってきます。
アンパンマンたちが靴を奪いに来たと嘘をつき、ガラゴンさんを遠ざけます。
アンパンマンはひとりガラゴンとバトル。メロンパンナちゃんたちを先に行かせる。(アンパンマンかっけぇ・・・)
バイキンマンご一行、まんまとガラスの靴を入手。
しかし氷の中から取り出すことができません。
カボちゃんにおとなしく氷漬けのガラスの靴を押し付けます。
すると、氷が解けて、ガラスの靴がカボちゃんの手の中へ。(このシンデレラだけが氷を溶かせることができる演出最高)
が、その手の中からバイキンマンがガラスの靴だけ奪取。すげぇ。(バイキンマンなんでいつも勝てないんだお前)
そのころのアンパンマンはガラゴンさんに苦戦。
カレーパンマンと食パンマンも加勢し戦うも、ガラゴンさんの透明な見えない尻尾に大苦戦。
その横をまんまとガラスの靴をそろえたバイキンマンたちが通過。
奥からメロンパンナちゃんたちの悲鳴。
すぐに助けに駆けつけますが、絶体絶命。
そんな中、カボちゃんは氷漬けにされてしまった王子様の剣を見つけます。
全員が乗ったのを確認後、アンパンマン号から発射台(どこにその質量入ってたんだ)を出して空へ脱出(アンパンマン号すげぇ)
氷の破片で機体を突き刺され、落ちていくも、湖に落下。
潜水艦モードにチェンジして無事生還。(えっ穴開いて・・・アンパンマン号すげぇ)
一方そのころバイキンマンたちは勝利の余韻に浸りながら
すっかりダークに染まったおとぎの国の元お城へたどり着きます。
王冠やドレスにるんるんしながら楽しみますが、
ドキンちゃんのガラスの靴を履きたいという我儘の為に日曜大工を開始します。
アンパンマンたちは湖のほとりで野宿。
桟橋で、持ってきたのであろう王子様の剣を握りしめるカボちゃん。
もしや、王子様は、ガラゴンさんに・・・・
そう思いながら、剣に涙を落とし、静かに湖に沈めます。(これ、子供向けアニメだよね・・?超泣切ないんですが)
ここでやっと、メロンパンナちゃんたちはカボちゃんがこのおとぎの国の姫君、シンデレラであることを知ります。
「カボちゃん、かわいそう・・・」
カボちゃんのことを考えてあげられるメロンパンナちゃん。(いい子・・・)
そのメロンパンナちゃんをそっと抱き寄せるアンパンマン。(そういうとこやぞ・・・!!!)
「この姿にも慣れたしね!」と強がるカボちゃん。(泣いてええんやぞ・・・)
「一緒にパンを作ろう!」とジャムおじさん。(ううううんやさすぅい)
そして翌朝。
とんでもなく豪華なベットで目覚めたドキンちゃんが見たのは
ガラスの靴を履いた、履く部分をドキンちゃんの足に合わせたマネキン?の足。(うまく表せない)
それを履き、身長が2倍くらいになったプリンセス・ドキン。
そこへ、赤い風船のようなものが飛んできて、城を氷漬けにしていきます。
やってきました、ガラゴンさん。
怒涛の氷攻撃をしかけますが、ドキンちゃんがガラスの靴を履いている(ように見える)のを見て、驚きます。
そしてホラーマンの「彼女こそがシンデレラなんです!」、バイキンマンの「魔法でこんな姿に変えられてしまった」という嘘を信じ、ドキンちゃんに傅きます。
大きな手にドキンちゃんを乗せ、涙するガラゴンさん。
ドキンちゃんはガラゴンさんの正体に気付きかけますが、ガラゴンさんは否定。
「王子は、もう死んだんだ・・・」
湖から凍っていくお城を見たアンパンマンたちは城に向かいます。
バイキンマンは再びアンパンマン達がガラスの靴を奪いに来たと嘘を吐きます。
ガラゴンさんの攻撃対象は一気にアンパンマン一行へチェンジ。
前回の反省を生かし、カレーパンマンのカレーを見えない透明な尻尾にかけまくって
見えるようにします。(頭いいなぁ・・・こりゃあバイキンマン勝てねぇわ)
しかし善戦しますが、アンパン食パンカレーパン、全員氷漬けに。
他の2人はともかく食パンマン様が凍るのは嫌なプリンセス・ドキンは
ガラスの靴を投げ捨てて食パンマン救出に向かいます。
それを見たジャムおじさんたちはアンパンマンの新しい顔の作成を開始。
アンパンマン号ごとガラゴンさんに氷漬けにされながらも顔を作ります。
ドキンちゃんは食パンマン様を安全なところに連れ出そうと必死です。
そしてメロンパンナちゃんと背中に乗ったカボちゃんはガラスの靴を任されていた(拾った?)ホラーマンからガラスの靴を奪取。
その奪取された靴を「しまった!ドキンちゃんの靴が!」と奪い返しに行くバイキンマン。(うーーーんドキンちゃんのこと好きなんやなぁ・・・良き)
しかしメロンパンナのメロメロパンチでノックダウン。
ですが、ガラスの靴を持っている以上、ガラゴンさんの標的はこの二人へ。
メロンパンナちゃんのマントが凍ってしまい、飛べなくなってしまいます。
「助けてぇー!ロールパンナおねいちゃーーん!!」
「ルゥゥゥオオオラァッァァアッァ!」
マジで来たよ!!??!どうやって来たの!!???!
すごいなぁ・・・シスコンは本の壁(?)をも超えるんだなぁ・・・
落下する愛しの妹とカボちゃんを救出し、城の天辺へ送るロールパンナおねいちゃん(もっと安全な場所に置いてあげて・・・)
そして善戦するもガラゴンさんに氷漬けにされてしまいます。(ガラゴンさん最強説・・・)
ガラゴンさんが城の天辺に居る2人に迫った所でアンパンマンの顔完成。
アンパンマン号の鼻部分からドリルで穴を開け、(アンパンマン号すげぇ)
唯一凍っていなかったチーズがアンパンマンの顔をバイキンマンのブロックを避けてシュート。
「元気100倍!アンパンマーン!」
そしてアンパンマンも天辺に居る二人の下へ駆けつけるもガラゴンさんに捕獲されてしまう。
それを見たメロンパンナちゃんもガラゴンに立ち向かうも捕獲されてしまう。
あとは、カボちゃんのみ。
ガラゴンさんはずっと「返せ!!!」と言い続ける。
ここで返したら、おとぎの国は元に戻らない。
でも目の前で大切な友達が苦しんでいる。
「あたいはカボチャのままでいい!」と、ホッピーが止めるのも聞かずに
ガラゴンさんへガラスの靴を投げつけるカボちゃん。
このときのガラゴンさんの顔はマジでめちゃめちゃ怖い。
でも靴を投げたガラゴンさんの瞳に、落ちていく王子が映る。
そして、そのままガラゴンさんは落下して粉々になってしまった。
そう、本当に王子はガラゴンさんになっていたのである。(この作品のマジで切ない部分だと思う)
ガラゴンさんの欠片を抱きしめ、もっと話していればと涙を流すカボちゃん。
涙が伝った欠片が光り出し、そこから砕け散ったガラスの靴が現れる。
アンパンマンと目を合わせ、靴をゆっくりと履くカボちゃん。
するとカボちゃんが光に包まれて、(アンパンマン世界の人とは思えない)綺麗なお姫様に戻った。
そのとき、お城の氷も融け始めた。
カレーパンマンの氷も融け、食パンマンも氷が融け、ホラーマンとチェンジ。
カボちゃんの下に集う。
「へぇ~こりゃあびっくりだ!」(でしょうね)
そして地面から剣が出てきて、その周りに欠片が集まり、王子様が蘇った。
王子様とシンデレラは抱きしめあい、これまた出てきたかぼちゃの馬車に乗る。
ホッピーもフクロウから妖精に戻る。
お礼を言い、3人は氷漬けになった世界を戻しに行った。
ホッピーがメロンパンナちゃんに杖を一振りしてガラスの靴のペンダントを送る。
そしてアンパンマンたちは元の世界に戻ってくる。
もう会えないかもしれないけど心の中にいるよと、ジャムおじさん。
なっげぇ!!!!!!!←
いやあ短い映画とは言えあらすじ書くとこうなるんですねぇ。
この映画なんですけどね、
一体誰がガラスの靴をシンデレラから奪ったんでしょう?
言ってしまえば黒幕、ですね。
バイキンマンたちも悪いことはしてましたが、結果論です。
わたし個人としては
シンデレラをお城に送った魔法使いか、世界がそうさせたのかと思ってます。
わたし自身、嫌いではないですが、シンデレラのお話ってうーんって感じなんですよね。
だってシンデレラ、なにもしてないじゃないですか。
そりゃあ継母とか義理の姉さんたちのいじめには耐えてたけど、
ドレスは魔法使いにもらったものだし、最終的に探しに来たのも王子様の方。
彼女自身は待っていただけ。
そんな彼女に試練というか、自分自身でつかみ取る、ということを知ってもらうためにこんなことになったんじゃないかなぁ、なんて。
こんなつらいことに耐えたんだからこれから何があっても王子とシンデレラは大丈夫そうですもん。
と、まあ、ほとんどあらすじですが、
わたしはこの作品すっごいオススメなのでよければ見てみてください(∩´∀`)∩
今ならディーティービーくんで見れるよ!!!
アンパンマンチャンネルをチェックだ★
ひさしぶりに好きなもの記事を書けてちょっと幸せなひかりんでした。